毎年毎年、草刈りに時間や手間を取られるのは、敵わないと思う方で、多少お金をかけてもいいという方は土を固めて雑草が生えないようにしてしまうという手もあります。
地面を固めるというと、コンクリートを流すのか、と思われるかもしれませんが、コンクリートで固めるのは、素人にはなかなか難しい作業です。。
仕上がりが汚らしい感じになってしまったり、うまく固まらずにボロボロとあとから剥がれてしまったりする可能性が非常に高いです。
それに、一度固めてしまうとコンクリートの場合は、あとから用途変更をしようと思ってもなかなか難しいです。
コンクリートは産廃(産業廃棄物)になりますから、簡単に捨てることも出来ません。
今は、コンクリートを使わなくても、もっと手軽で便利な方法があります。
水をかけるだけで固まってしまう特殊な土というものがあります。
私は、まだホームセンターで見かけたことはないのですが、場所によっては売っているかもしれません。
写真のような一見は普通の土のようなものですが、水をかけるとカチカチに固まってしまいます。
ですが、コンクリートではないので、ある程度の透水性があるので、水が一箇所に溜まってしまうということもありません。
そして、うれしいのが不要になったらハンマーなどで砕けば、自然に戻るという点です。これなら、あとで用途変更になっても安心です。
逆に車が通るような場所だと、その重みで割れてしまうので、駐車場などには使用することは出来ません。
それと、土に透水性があるため、水分を含んだ状態で、気温が下がると、凍結によってひび割れなどが生じてしまう可能性があります。なので、寒冷地での使用にはあまり向いていないかもしれません。
それでも、庭を綺麗に見せることができる上に面倒な草刈りから解放されるという点では、部分的に活用できる場面はありそうです。
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