ここでは、電動式の刈払い機に触れてみたいと思います。最近では、エンジン式に劣らない本格的な電動の刈払い機(草刈正雄がCMでやってたヤツみたいなの)もありますが、このページでは、もっとお手軽なタイプについて見ていきます。
エンジンを使った本格的な刈払い機に比べて、電動式はその手軽さが大きなメリットになるかと思います。
コンセントに差せば、スイッチオンですぐに草を刈ることができるので、燃料を用意したり、充電したりといった手間はかかりません。
値段の方も、1万円前後で買えます。
コンセントをさした状態で使うので、畑などの広いところの作業には向いていません。また、コードの取り回しが邪魔くさいと感じることもあります。
電動の刈払い機の刈刃は、エンジン式の刈刃のように金属製の刃は使わずにナイロン製の紐のようなものがついています。
これを高速で回転させて、草を横からひっぱたく感じで草を刈っていきます。
そのため、しっかりと生えてしまった雑草にはこの手の刈払い機では歯がたたない場合もあります。
また、小石などがあると、かなり激しく回りに飛び散りますので、これが自分の足に当たったりすると結構痛いですし、窓ガラスなどに石が飛ぶと割れてしまうこともあるので注意が必要です。
メリット | デメリット |
---|---|
充電式なので使いやすい | パワー不足 |
ほぼメンテナンスフリー | 小石の多い場所では使いにくい |
安い | 壊れた場合は買い替えの必要がある |
刃物を使わない分安全 | 枯れる草が限られる |
先ほどは、一般的なナイロンコードで雑草を刈るタイプについて触れましたが、他のバリエーションも見てみましょう。
やはり、遠心力を使って雑草を刈るのは、仕事の効率としては早いと思います。しかし、その反面刈った草や小石が飛び散ったりと若干危ない面もあるので、女性やお年寄りには、もうちょっと使いやすいタイプの方が安心でしょう。
仕事の効率を重視しなくても、より使いやすくて丁寧な仕上がりを求めたいのであれば、トリマータイプの草刈機がいいかもしれません。
写真にあるようにバリカンみたいな刃で草を挟んで刈って行きますので、安全性や狭い所での作業には向いています。
ただし、一度に刈れる面積は狭いので、これ一台で庭全体をきれいにしようと思ったらちょっと辛いかもしれません。
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